SOLESTAR インソール インプレ 総括 & BLACK 取り扱い開始

「今日で自信が確信に変わりました。」

これ、某プロ野球選手の若かりし頃の言葉ですが、私もソールスター インソールに対し、
そう感じています。
このインソールは、本当に素晴らしい商品だと確信しました。
少々大げさですが、ロードバイク(自転車)に乗る方全てにお勧めしたい、いや、お勧めすべき
アイテムかと感じています。


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【SOLESTAR/ソールスター インソール】コントロール ロード  ¥15,120



「Straight kick to the pedal = まっすぐにペダルを踏む。」

この非常にシンプルな理論を唱えるソールスター インソールを使い始めて約1ヶ月。
おおよそ1000km程走りましたが、もはや、これ無しでは走れない身体になってしまいました。
恐らく、私は今後もロードバイクに乗り続ける限り、これを使い続けるでしょう。
(他にもっと良い物が出ない限り…。)
当初懸念していた違和感や筋肉痛は数回使っているうちに、すぐに無くなりました。


どういいのか?
「このインソールの良さを一番感じることが出来るのは、このインソールを取り外して走ってみた時。」
逆説的ですが、そう感じました。

ソールスター インソールに慣れてから、元々付いていたインソールで走ってみたら、どう感じたのか
と言いますと、
「クニュクニュだな…。」

私、ロードバイクに乗って12年程経つのですが、そうです。今までずっとこの状態で走っていたのです。
それが、たった1ヶ月でこのように感じられるなんて。
自分でもショックです。今までの12年を否定されたような気がして…。
そしてもう一つ、こんなことを思いました。
「ソールスターはインソールのドー◯ングだな…。」
不謹慎でスミマセン。

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ソールスターを使ってみて、初めて「安定」ということを知った気がします。
「安定」という状態。当たり前のように日々使う言葉ですが、意外と奥が深いのかもしれません。
上屋である、アッパーのクロージャーを、ギュウギュウと締め上げるだけでは、この「安定」には
至りません。靴の一部がねじれたり、よれたり。どこかに無理が生じて、足の痛みなども
引き起こすでしょう。

一方で、ソールスターは足の下側の、押さえるべき箇所をしっかりと固定してくれます。
「締め付ける」のではなく、「固定する」。
土台がすごく大切という考え方。
足下が安定していますので、アッパーのクロージャーを必要以上に締めなくても、
足がどっしりとシューズの中で収まっています。
特に土踏まずから後ろの部分のホールド感は抜群です。縦にも横にも動きません。
それでいて、どこかが当たって痛いなども、まったく無いのです。

これを使い始めてから、クロージャーの締め込みを今までよりもだいぶ緩めています。
それでも、ペダリングの際、全くブレません。
長時間のライドの際は、すごく楽になっています。
また、前回のインプレの際にも申し上げた通り、足の指が軽く曲がった状態を自然とキープ
してくれるので、疲れてきても足の指が暴れない(=シューズの壁に指が当たらない)
良さもあります。
簡単に言えば、すごく快適性が向上しています。

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(上の写真はBLACKの表面)


私は、ソールスター インソールの一番の良さは、ペダルに大きな力をかけた時に感じられると
思っています。
高ケイデンスで足を回す時や、低ケイデンスながらトルクをかける時など、
わかりやすく言えば、一生懸命、力強く漕いでいる時に、その良さを感じられます。

大きな力が加わっている時というのは、足の軌道がブレがちで、とかく無駄な動きが出ている
(=力の浪費)のですが、ソールスターを入れることで、ペダルを下死点まで踏み込む度に、
足の位置や角度を最適な位置に導いてくれます。
それにより、余す所なく、ペダルを漕ぐ力が推進力に転換されるのです。
(=力の最大効率化。)

先日、奥多摩の風張林道に行った際も、このインソールを使用していました。
当日は39×25Tのノーマルクランクで20%の坂を登っていたので、低ケイデンス × 高トルク、
まさに” 我慢のペダリング ” を強いられていたのですが、シューズ内のブレがなく、しっかりと
気持ち良く踏み込めていました。
グイグイとペダリングに没頭しているうち、気が付いたら他のライダー達は完全に置き去りに
なっていました…。
(他の4人のライダーの内、3人はソールスターを使用しているのですが!?あれっ?)


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この「踏んだ際の気持ち良さ」 = 「踏み応え感、もっと踏みたくなる感じ」も、このアイテムの魅力です。
コア部分に採用されている適度な反発力を持つカーボン素材に由来するのですが、
多くの方において、気持ちの良い「しなり」を感じていただけるはずです。
カーボンのインソールというと、とかく「硬い」とか、「力が無いと負けてしまう」というイメージを
持たれがちですが、ソールスターのROADにおいては、そのような心配は無いと思われます。
後述しますが、上位グレードのBLACKのカーボンは硬いです。万人にお勧めは出来ません。

ちなみに私は、普段は34×25Tのコンパクトクランクを愛用し、ケイデンスで坂を駆け上がる
非力なタイプのライダーです。
昨年販売したLAKEシューズにキャンペーンで入っていたSYKSOLのカーボンインソールは
硬すぎて、最初の1回でアウトでした。
何が言いたいかといいますと、一口にカーボンのインソールと言っても、色々な違いがある
ということ。


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もう一つ、私がソールスター インソールを使用している中で、良さを感じている点が、
「左右の脚において、バランス良く踏めるようになってきている」点です。

これまで私、左脚の方が長いからなのか、ただの癖なのか、極端に左脚主導で漕いでました。
右利きなので、左脚が軸脚になる為、左脚の方が強いというのはある程度仕方がないこと
なのかもしれませんが、それにしても、いつも左脚が「主」で、右足は完全に「従」な感じ。
・右・・右 のような…
それは実際に太腿の太さにも表れていて、右太腿よりも随分と左太腿の方が太い印象でした。

それが、ソールスター インソールを使用してから、右足でもしっかりとペダルを踏んでいる
感触があり、左右均等に出力出来ている気がします。
特に登りのシーンで、左右均等に踏めている印象が強いです。
実際に現在は、だいぶ右太腿が太くなってきており、左脚と遜色ない感じになってきています。
(左右の出力が見られるパワーメーターがあれば一目瞭然なのですが、アナログなもので…
スミマセン。)


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かつて私は、上の写真にある ” ペダリング矯正クランク ” 的なアイテムである、「パワークランク」
を使用していたことがあります。
左右独立した構造で、引き足を使ってクランクを引き上げられなければ前に進めないという
ケッタイな物でした。トレーニング効果を期待していたのですが…。
正直に告白すると、このような機材よりも、ソルスター インソールの方が、遥かに私に衝撃を
与えてきました。
もしかするとソールスター インソールは、私が出会った自転車の物の中で、一番効果を感じさせる
物かもしれません。

確かにインソールとしての値段を考えると1万5千円というのは非常に高額なのですが、
逆にこの値段でこれほど効果を感じられると、むしろ安いような気さえしてきます。
上述の物もそうですが、自転車に取り付けるようなペダリング効率を改善する為の器具は
どれも5万円とか10万円くらいしますからね。
そして何よりも、靴の中に入れるだけというのは、極めて楽チンです。

ちなみに、ソールスターのおおよその寿命は3万kmとのメーカー発表です。
一般的なインソールは1万km程度と言われていますので、この時点でおおよそ3倍の寿命。
いかがでしょうか。




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話が長くなってきました。そろそろ結論を申し上げます。

ソールスター インソールを使う前、私はこのアイテムは、ごく一部の方に向けた、マニアックな
アイテムなのかと思っていました。
競技志向の方や、長時間、長距離を走る方などに向けた特殊なアイテム。
8割の方には不要で、2割くらいの方に必要なアイテム。

しかし、今はこれは間違いで、比率は逆だと感じています。
自転車に乗っている人であれば、誰にでもお勧め出来るアイテム。
競技志向の方はもちろんですが、非力な女性にこそ有用なアイテムなのかもしれません。
限られたエネルギーを、効率良く進む力に変えるという観点で。
速く走りたいというよりも、快適に長く走りたいという観点で。



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そう確信しましたので、当店では今後も、ソールスター インソールを継続して定番商品として
きちんと売っていくつもりです。
また、かねてから代理店側より要請をいただいてました、上位グレードのBLACKの取り扱いも
このたび開始しました。
実はこちらのアイテムの取り扱いについては慎重に動いていたのですが、実際に私が使ってみて、
これを必要とする方もいらっしゃるだろうと判断しました。


多くの方において、基本的にはROADをお選び下さい。これが、ソールスターの基本かと思います。
BLACKはROADを気に入っていただけて、さらなる高みを目指したいという競技志向の方が、
ステップアップという形で使うべきアイテムかと思います。
簡単に言うと、BLACKは表面のグリップ力が物凄く、形状だけでなく、摩擦力でも足が動かない
ようにする物です。
あまりに足がシューズの中で動かないので、気持ち良くないというか、辛いというか…。
そして、コアに使用されているカーボンも硬くなり、しならなくなっています。
さらに大きな力を受け止め、逃げないようにする為なのでしょう。
ただ、レースなどでは、これが効くのでしょうね。
理想は普段用にROAD、ここぞというレースの時用にBLACKと、使い分けられれば最高です。
BLACKの詳細は、当店の通販サイトからもご確認下さい。


そんなこんなで、皆様に声を大にしてお勧めしたいソールスターですが、現在当店では、
ほとんど在庫無しの状態。現時点で39サイズと43サイズのみ。
先日追加をかけておりますが、代理店側の在庫も現在無く、入荷待ちの状態です。
ドイツからの次便は10月下旬頃との情報ですので、今しばらくお待ち下さい。

当店では今後、最小の37サイズ〜大きい44サイズまで、出来るだけいつも在庫を持とうと
思っておりますが、当面は供給よりも需要が上回る状態が続きそうです。
ご予約優先でご案内させていただきますので、お電話やメールにてお申し付け下さい。
また、メーカーは45、46サイズまで作っているようです。足の大きい方はお申し付け
いただければ、客注対応致します。

皆様のご来店、ご利用をお待ちしております。
by assos-pst | 2015-10-11 21:36 | それ以外のモノ